FC2ブログ

暗闇体験2

暗闇への誘いに続く)

“暗闇”とは、真っ暗な中の暗闇演劇。
音と気配と匂いが繰り広げる見えない芝居、大川興業さん本公演『 THE BACK OF BLACK 』である。昨年の“暗闇体験”に続き、2回目の“暗闇”を体験してまいりました。

舞台は、暗闇演劇のバック・ステージ。真っ暗になったステージ裏で起こる不思議な物語。
例えると、暗闇の中でラジオ劇が催されている感じ。そこにときおり美味しげな匂いが漂い、客席相手のお笑いパフォーマンスあり、最後は胸が熱くなる舞台なのだ。

暗闇になると現れる自然くん。
もちろん暗闇なので姿はなく、存在を示すのは声だけ。
それもそのはず、自然くんは妹の祭ちゃんと川に流され、この世を去った少年だったのだ。
その自然くんが、なぜ度々、暗闇のバック・ステージに現れるのか?
と、ちょっとスピリッチュアルなテイストのお話を軸に展開する。

ところで、
「何で暗闇でやるんだ!」
今回の同行者を誘ったとき、怒りにも似た反応を受けた。
そりゃ暗闇なら、舞台化粧も特別な衣装も要らないですもの。ビジュアル、関係ないし。
とは、わたしの一方的な解釈。

ホットケーキの匂いにお母さんのことを思ったり、醤油バターの匂いに、彼女との河原のバーベキューを思い出したり。匂いや香りが呼び覚ます、仕舞われた記憶や創造的なイメージ。
『 THE BACK OF BLACK 』は、暗闇の中で研ぎ澄まされる嗅覚に訴え、“嗅覚が呼び覚ますもの”をテーマにした挑戦的な舞台なのである。

“ままどーる”が見つからなかった、まだ陽のある銀座から、夕方のシモキタへ。そして宵闇迫る雑踏の中で、役に立たない地図より頼りになったのは嗅覚。
ということで、嗅覚つながりの“暗闇劇場”。
大川(豊)さんの「悪い子はいないかあ、悪い子はいないかあ、あー」に、今回もめちゃくちゃ喜んでいたのは、なんでだろ?
来年も、そこに期待。

ioWEB
関連記事

トラックバック


プロフィール

 葉月いお

Author: 葉月いお
オフィシャル基地<io日和
―魚の庭― Photo綴り
極楽とんぼの「映画会」
メッセージ・お問い合わせ等は
↓メールフォームから
お願いします。

全記事◆タイトルリスト

最新記事

メールフォーム

メッセージ・お問い合わせ等は、こちらからどうぞ!

名前:
メール:
件名:
本文:

こちらのアドレスが受信拒否設定になっていると返信できません。
【メッセージをくださる方へ】
をお読みください。

カレンダー

11 | 2019/12 | 01
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

月別アーカイブ

検索フォーム