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夏の課題が埋めつつある

子供の頃にSFを読まなかったせいか、SFに対して苦手意識を持ってきた。
でも、映画は戦争もの・スパイものに続いてよく観るのがSF作品。
考えてみると、私の現実の捉え方はスピ寄りとSFチックの混合なのだと思う。だからSF作品を読むのが嫌いなのではなく、苦手としてきたのは単に読もうとしないから。
という答えを得たところで、SF短編作品に手を出してみたら、
「あたし、けっこうSFいけるじゃん!」
となって、ブームはSF短編集。
今はまだイマジネーションがついていきそうにない宇宙戦争ものを読む気はしないが、そのうち読みこなすようになるときが来るかもしれない。

先月観た映画『アジャストメント』の原作に始まるフィリップ・K・ディックの短編集に続き、昨夜から読み出したのはSF短編傑作選『きょうも上天気』。
読み始めてさっそく、短編集の一作目、アーシュラ・K・ル=グウィンの『オメラスから歩み去る人々』に心を掴まれてしまった。

 人々が幸福に暮らす都オメラスには、たったひとり、地下の檻に閉じ込められた子供がいる。人間らしい暮らしと誰からの愛情をも絶たれたその子の苦しみが、オメラスの幸福と繁栄を支えている。

という11ページと5行のストーリー。

みんなも知ってると思うけど、それでもあえて書くけれど、アーシュラ・K・ル=グウィンは『ゲド戦記』の作者である。
で、女性だったの?!
正直に白状すると、わたしは知らなかった。
すごいね、すごいね、『ゲド戦記』って女の人が書いたんだね。
その『ゲド戦記』も読んだことがないのだけれど……。

ほんとに知らないことが多い人生で、知ってることもあるけどムラがあり過ぎて、恥ずかしいのを通り越し笑いたくなる。
でも、これまで手をつけずにいた分野のSFが、ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ、無い知識を埋めてくれた。
この夏が終わる頃には、さらに埋めてくれるに違いない。
梅雨明け前にブームが終わらなければ、の話である。
梅雨が明けてもブームが続けば、の話である。

などと、気分しだいなブーマーであってはいけない。
ここは一つ、夏休みの宿題をこなすつもりでいきたいものだ。

夏のマイ課題図書はSF短編。
読了を積み上げたい今年の夏である。





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