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快適値

20110521a

ここ1年くらい、体重が1キロ増をキープ。
ほんの1キロ。
そう思ってしまうとダイエットをする気にはならないものだ。
されど1キロ。
何となく重い腹回り。

自分の適正体重がある。二十代からの自然体重。
これが微妙にマイナスになると力不足な感覚。プラスになると重さを感じる。
健康診断では“痩せ過ぎ”と書かれてしまうが、軽さも重さも気にならない身体の快適値。
多くを一絡げにした適正値より、自分の感覚で判断する快適値のほうが、自分の身体には合っているはず。というのが持論である。
その快適値は、食の質や量を気にかけずとも自然にキープできる値でもあったのだ。
それがいつの間にかの1キロ増量。

そのうち元に戻るだろう。
高を括っていたのが1キロ増がすっかり定着してしまい、「1キロくらい、いいや」と思い始めた。
それが3・11の地震後、いつの間にか元の快適値に戻っていた。

生まれて初めて「ヤバイかも!」と危険を感じた地震。
おっきな揺れの直後、肝を据わりなおす瞬間があった。

 揺さぶられていてはダメ!
 しっかりして!

地震の揺れで足元がふらつき、出した足を思う所に着地できない中でのことだった。
同時に気持ちがキュッと引き締まったように思う。
引き締まるのは、それまで緩んでいたからに他ならない。

物理的な揺れは、大なり小なり個々への精神的揺さぶりでもあったのではないだろうか。
思い返すと、地震の前はいつになく細かなことが心に浮上して、他人の言ったことしたことが気になり、モヤつく感情を拭うのに時間がかかった。そんな状態をあの地震が一気にひっくり返してくれた気がする。
いつのまにか落ちた身体の1キロが、自分の内に巣食っていた余計なものの重みのようにも思う。

身体の重さが元に戻ってみれば、やはり余分な1キロがあるより快適。
快適値から暫く外れていたおかげで、気にも留めず自然に元に戻っていた頃より、快適値を維持していられるのが嬉しい快感であり意識するようにもなった。
今朝も量りに乗って「よし!」とチェックする。
身体だけでなく、心の重さもチェックする。
ちょっとした重さを意識せずに放っておかないに限るのだ。

体重に限らず、快適の範疇から外れているときは気持ちがモヤモヤするものだけど、そういう時期もあっていい。
我が身の重さ1キロが、快適値の心地よさをあらためて感じさせてくれるこの頃。


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