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桜変遷

会社員を卒業してすぐに、何が一番したかったか?
桜の写真を撮りまくること。

東京の桜の名所に数えられる国立の桜並木。
JR国立駅から谷保に向かう通勤のバスから眺めていた桜を存分にカメラに収めてみたかった。
土日の休みを使えばできることではあったが、休日の歩道は花を見に来る人で溢れかえる国立。
平日に一人、飽きるほどに桜を満喫できたら……。
1月末に会社を辞めたその年、思いは遂げた。
まだデジカメは持っていなくて、ペンタックスの重たい一眼レフフィルムカメラを愛用していた頃だ。

あれから毎年、桜を撮るのが恒例になった。
愛用するカメラはフィルムからデジカメに移行し、現像代がかからなくなったのがありがたい。
ただ不思議なのは、フィルムで撮っていたときのほうが圧倒的に焦点ズレの失敗作が少なかったこと。
持ち歩いているデジカメはオートフォーカスで手振れ機能も付いているのに、ボケ画像が多いのだ。
メモリーが許す限りいくらでも撮れて、要らない画像は捨てればいい。
そんな気持ちが、シャッターを切る手に適当さを与えてしまっているのだろうか。

フィルムからデジタルへ。
扱うカメラが変わり、愛でる桜にも変遷がある。
国立の桜並木から、皇居お堀の水辺に枝を伸ばす千鳥が淵の桜に夢中になった。
東京の開花宣言の桜がある靖国さんを撮りまくった年もある。
皇居田安門の天上を覆う桜を見に、毎日、通う年もあった。

今年も靖国さんの桜は見ないわけにはいかない。
開花宣言から二度しか足を運べなかったが、今週はじめは小雪のように降る花びらを浴びて満喫。
降り止まない花の舞いを楽しんでいると、ホント、切りがなくて、なかなか帰る気になれないのが困りもの。
20110416a

JR中央線を真下に臨む四谷の桜。
柔らかい緑を携える葉桜は、咲き始めの花だけのときより桜の円みを感じさせる。
20110416b

20110416c
(アルバム「花びら降る中」)

今年もっとも見に行ったのは東郷公園の桜。
週半ばのこの日は、朝からの桜吹雪に心がはしゃぐ、はしゃぐ。
毎年、花びら混じる桜風をカメラに収めたくて挑戦するけれど、うまく捕まえたためしがない。
風は容易く捕まらないのだ。
今年はスローシャッターで何となく雰囲気だけでも。
20110416d
(アルバム「桜風」)

曇り空の今日は、散歩がてら神楽坂の桜を見てきた。
東京理科大の近代科学資料館がある坂上の新宿区立若宮公園の桜。
小さな公園で桜の本数は多くないけれど、他の木と重ならず枝を大きく広げた姿を眺めることができる。
20110416e

20110416f
(アルバム「桜休憩」)

桜もいよいよ終わりの頃。
来年は再び、国立の桜を撮りに行ってみようかな。

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・2年前の今日の日記 「レントの精神」
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