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やめて!と叫んでみたけれど

昨日の地震にはみんなが怖い思いをしただろうし、寒い中、帰宅に苦労した方も大勢いらして、友人知人が無事なことが分かると安堵はするものの、被災地のニュースを見るに祈らずにはいられない。そんな一日だった。

事務所に一人でいて、体感した地震の怖さ。
怖がりなほうではないのだけれど、ニュースで見る悲惨な状況から感じる怖さとは違うマジな怖さだった。

「やめて! お願いだから、やめてください!」
大揺れに鎮まってほしい一心で、思わず声を上げ叫んでいた。本気で。
声が届くかに思えたのは束の間の妄想?
地震は聞く耳持たず、揺れは激しく長引く様子。
シューズに履き替え、いつも背にしている壁ほぼ一面にある書棚を押さえて踏ん張っていた。
揺れが少しおさまった隙に、持ち出しに思いつく物をトートバッグにまとめた。

阪神大震災があった直後は、非常用に必需品を詰め込んだリュックを作っていたのに、数年のうちに「まあ、いいか」みたいな気になって、中身を取り出したまま空っぽのリュックだけが押入れに眠っている。
ほとぼり過ぎると、そうなりがちなのだが、一度、用意したことがあれば、必要な物リストは頭に残る。
常備はできなくとも、経験は無駄にはならないものだ。

夕方、仕事仲間で友人の一人が徒歩圏内、といっても道を知ってれば徒歩1時間の距離で、帰宅難民化しかかっているのが分かった。
電話や携帯メールがなかなか繋がらない中、ホントに、昨日ほど“Twitterいいね!”と思ったことはなかった。

日が暮れた靖国通りは人でいっぱい。
車道はのろのろ運転の渋滞。
頼みのスーパーは閉まっていて、近隣の数件あるコンビニの棚はほとんどが空っぽ。
ドリンク類とアイス類は残っていたが、あとはドレッシングとかガムとか食料にならないものばかり。
数ある飲食店は営業を断念する店もあり、やってる店はどこも客でいっぱい。
お米が炊ける状況にあったのはホントによかった。
おにぎりと、卵と玉葱と魚肉ソーセージでわけのわからない炒め物を作り、事務所で待避。徒歩圏内にいた友人と、その奥さまを迎え、4人で朝まで凌いだ。

明け方、寝てはみたものの3時間ほどで目が覚めた。
午前中に近所をひと回り。
いつになく静かな空気の土曜日だ。
夜中に電気が付いていたビル内の会社に泊まった人たちも帰途についたのだろう。
昨夜、営業していた居酒屋の女将さんは、入れたくても入れてあげられないお客さんがあったのが心苦しかったらしい。
できることは限られる。
許容範囲は限られても、助けになれるならしたい気持ちは誰にもある。
手を貸してあげられる人がいれば声をかけるつもりで、夜中に何度か近隣をパトロールしたが、路頭に迷ったふうな人は見かけなかった。
誰もが、思いつくできることをした夜だったのではなかろうか。

昨夕、閉まっていたスーパーは今日は営業開始。
買い出しに入ってみたが、パン類、麺類、卵の棚は空っぽ。
残る商品も手薄なのは、致し方ない。
かろうじて残っていたフレンチバゲットとチョコレートを買ってきた。
お米はあるし、早く平常に戻ることを祈って期待する。

・ご飯は炊けるときに炊いておく。
・水の確保。
・持ち出せる非常用荷物をまとめておく。
・シューズに履き替えておく。(シューズを用意しておく)
・携帯は充電しておく。

以上を済ませ、あとはできるだけ節電して心穏やかに過ごすとしよう。

みなさんも気をつけて。
被災地の方々に、祈りを捧げます。

ioWEB

・1年前の今日の日記 「孤独と絶望を抱えて」
・2年前の今日の日記 「夜中の訪問者」
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