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褒め殺し技は似合わない

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よーく知っている人に、「褒め殺し」の上級者がいる。
“達人”と言ってもいいほどだが、当の本人が「まだまだ技を磨くぞ!」と言っているので、今日のところは“上級者”にしておく。

そのよーく知ってる人の「褒め殺し技」は、傍で見ていると、ときどき腹立たしいくらいの褒め言葉で人を木に登らせる。
人間、ときには高く昇ってしまうのも勢いになっていい場合もあるが、あまりに高く昇らせて、その後始末はどうするのかと思ってしまう。
富士山だって、登るより下りてくるほうがどんなに大変だったか。
たった一度の富士登山で、やわな運動靴が破れたことを思い出す。

でも、ほどよい「褒め殺し技」は羨ましくもある。
エステに例えるなら「ゴッド・ハンド」。
マッサージなら、やはり「ゴッド・ハンド」。
相手のツボを軽くきゅっと刺激して全身をほぐし、ハートを掴んでしまう。
悔しいかな、私にはこの技がない。

自分も「褒め殺し技」を体得しようと何度か思ったことはある。
だが、どうもこの技は自分に合ってる気がしない。

人はそれぞれ自分に合ったやり方を磨くほうがよい。
無理に「褒め殺し技」に精通しようとするのは、体に合わないスポーツに挑むようなものだろう。
ただ、自分の体が女子プロレスに向かないのは承知できても、「褒め殺し技」が自分に向かないのを納得するのは難かしい。

褒めることはできても、なぜ、褒め殺すことができないのか?

その理由が今日分かった。
私がよーく知ってる「褒め殺し」の達人は、おだてに弱いのだそうだ。

そうだったのか!
膝をポン!と打ち、目から鱗、鼻からピーナツ。

私は、おだてに強いと言うか、自分で勝手に木登りすることはあっても登らされるのが苦手なのだ。
おだてられてその気になりかけることはあるが、富士の下山でやわな運動靴が破れたことを思い出すように、ひゅーと冷めていく自分がある。
「豚もおだてりゃ木に登る」と言うけれど、おだてに冷めてる豚はうまく登りきれないのだ。

登れない豚に、褒め殺し技は似合わない。
その代わり、自分で勝手に昇ったときは、なかなか降りてこないのである。


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人が集まるときは大皿・大鍋料理。




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