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木の気?

あまり寝られなかったせいもあって、珍しくちょっぴり二日酔い。大したことはないが、体の中で力が弱々しくなっている感じがある。弱々しながら、銀行の帰りに何となく足が靖国さんへ向いてしまった。

境内にある神池でも眺めて、ポケーっとエネルギー補給をしようと思ったら、まあ、ベンチが満員。なのでベンチ後方の桜の木が植わっている場所でぷらぷらすることにした。

そこには、桜の木たちを見守るような大きな松の木がいる。この木がいおろさんのお気に入り。
まっすぐに高く伸びる松の周りは、人がいたためしがない。
今はもう葉を茂らせるだけになった桜の木は、花の時期が終わると途端に人が寄らなくなる。そのうえ松の木となれば、桜の花の時さえ地味で人目を引かないようだが、とても木肌の美しい木なのだ。

「少し触れさせてくださいね」
小さな声で断って、その美しい松の木に掌を当てさせてもらった。

植物に触れるときは声に出さずとも心の中でそっと断りを入れる。
自分だって見ず知らずの人にいきなりベタベタ触られたら嫌だ。それに何より、花や木をじっと見ていると、人間の世界と一線を引くやわらかい繊細なバリアがあるように感じるのだ。だから驚かさないように断ってからそっと手を伸ばすことにしている。

暫し、松の木に触れて目をつぶる。硬そうに見えるけど、木肌からはしっとりした柔らかさが伝わってくる。と、あら?! 指先から手がじわんじわんしてくるではないか。そのうち足の裏からも微かな振動が響くように“じわんじわん”がくる。

これって二日酔いで弱っているせいなのか? それとも松の木の気?

このあと境内の砂利道を歩いている間も“じわんじわん”が続いて、体ごと痺れるような感覚だった。
でも帰ってきたら、弱々していたのが回復したみたい。

よく分からんが、木の気をいただいたことにして、松の木さん、ありがとう。
脳血栓とかじゃないことを祈る。

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・1年前の今日の日記 「夜中のサパー」
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