
<20130507>
経営者で、占い系の先生とお付き合いされている方は少なくない。
ここで言う経営者とは、自分で事業を起こした方、あるいは家業を継いで経営している方のこと。
サラリーマンで昇進して経営陣になっている知り合いが、私にはいない。
なので、いわゆる中小企業の社長さんたちの話。
そういう方の皆が皆ではないけれど、「じつは、占いの先生が言うにはね……」とか、「知り合いの先生に観てもらったら……」という話をよく聞く。
「経営者が占いに頼るなんて……」
そう思う人も少なくないかもしれない。
が、ビジネスの判断や意思決定を占いに委ねて依存するのとは違うと私は思っている。
占いは、天気予報みたいなもの。
登山家が雲行きを気にかけるように、天気図を読んでもらうことで、自分の(会社の)位置状況の確認を得ているように見える。
経営は、マーケティングの理論や経験値の知識だけで操れるものではない。
経営者の方々の話を聞いていると、その人の勘やひらめきに因るところは大きい。
ワンマン社長の手腕が企業そのものである場合はなおさら、社長と企業の運命は切り離せないのが自然なことだろう。
かつて、占いの信憑性を体験して調べていた時期がある。
私自身は、占いはあまり当てにしていないが、経営者に限らず自分の人生に真剣であるなら、自分に吹いてくる風や風向きに関心を示すのは自然なことではないだろうか。
見えること半分、見えないこと半分。
頭で考えるだけに留まらない術を利用するのはアリのはず。
夕方、事務所に現れたM氏は、若い頃から風水を実践している社長さん。
1時間ほどで仕事の話が終わり、知人も含め食事に行くことになった。
で、今日は東北の方角がいいとのこと。
その方角のエリアで候補にあがったのが、寿司屋かドイツ料理。
風水のおかげで、久々にパウケ(PAUKE)の本格ドイツ料理をいただくことに。
塩漬けの豚すね肉を香味野菜と香辛料で煮込んだ“アイスバイン”は絶品。

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