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接客業に憧れて

「いらっしゃいませ」の業種に興味があって、一時期、日本料理屋さんにお手伝いに入らせていただいたことがある。
学生の頃には、有楽町のフードセンター内のケンタッキーさんや丸の内の珈琲店で「いらっしゃいませ」のバイトをしていたこともある。
物覚えはよいほうなので職場受けはよく、ケンタッキーの店長さんには「推薦するから社員にならないか?」などと就職のお誘いも受けた。
そんなこともあって、自分では接客業がけっこう性に合っているのではないかと思っていた。
ところがどっこい、改めて接客業をやってみたら、「違うな」と3日で判った。自分には合ってない、と。
何がダメって、お客さんを相手にするのが心から楽しくない。考えてみれば、ケンタッキーの店長さんの言葉にまったくなびく気が起こらなかったのだから、今さらなのである。

動きは機敏なほうだし、気が利かなくはないし、物覚えもよいほうなので、お店の大将にも重宝がられ、「あんたなら店ができるよ」とまで言われたのだが、ダメ。
まず、やってて自分が喜んでやっている気がしない。だから、できると言われても嬉しくない。
普段の生活の中では、ちょっとしたところでサービス精神を発揮して他人に喜んでもらえると嬉しいのに、それが商売になると、なぜか面白く感じないことに気がついた。

それ以来、自分が接客業をやるのは諦めた。ただ、以前から接客の上手な人が働いているのを見るのが好きで、今でも憧れがあって興味深く見てしまう。
ご近所のインド料理屋さん、アッサムのおにいちゃんがその一人。
ネパール出身のおにいちゃんは、流暢に日本語を話す愛想のいい働き者。道で会っても挨拶してくれて、ちょっとした世間話もする。お店では、ネパールのご実家の話なども聞かせてくれる。
たぶん他のスタッフの人たちもネパール出身ではないかと思う。そのおにいちゃん以外は、日本語より英語のほうが通じるくらいの日本語力なのだが、言葉の問題より、一生懸命に客に接しようとしている姿が「いいなあ」と感じさせる。
彼らを見ていると、接客の技術よりも前に、「お客さんを喜んで迎える気持ちなんだよ、接客は!」と思う。
わたしに足りないのはそこのところだろう。店の神棚に罰当たりなことをお願いしているようじゃダメダメなのだ。

事務所界隈にはインド料理屋さんが何件かあるけれど、結局、ネパールのおにいちゃん他スタッフさんたちの謙虚な感じよさで、インド料理はアッサムが行きつけの店になってしまった。
それと、ここのタンドリーチキンが絶品。ジューシーなチキンの旨味は、他の店では省いてしまいがちな高いスパイスを使っているからと、おにいちゃんが教えてくれた。

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今夜は、そのタンドリーチキンをぜひ食べさせたくて、知人と4人でアッサムへ。
「美味しい」と言われると、なぜか自慢げ。自分で作ったのでもないのにねー。
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食事のあとのチャイ(煮出したミルクティー)もマイルドで美味しいです。
前に作り方を教えてもらったことがあるのに、試す間もなくレシピを忘れてしまった。
知り合いからティーバッグのチャイをいただいたけど、言うまでもなく、アッサムの勝ち。

ioWEB
・1年前の<いおろろ1枚> 「りんごであるなら」
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