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お映画デー

昨日は昼間に映画『オーストラリア』の試写会。夜は招待券で新文芸座の『宮廷画家ゴヤは見た』の大作2本のお映画デー。



監督のバズ・ラーマンさんは舞台演出家でもあって、絶対にミュージカルがお好き、と見た。
今回の作品を誰もミュージカルとは言ってないが、わたしは言います。
映画『オーストラリア』は、じつは、歌と踊りを堪えて抑えてカットした思わせぶりミュージカル。
歌って踊れるヒュー・ジャックマンと、『ムーラン・ルージュ』で歌と踊りを披露したニコール・キッドマン。この二人が今にも歌いだしそう、次はステップを踏むんじゃないか、と期待させられる場面がたびたび。ひょっとして、ここからミュージカルに突入か?と思いたいところで、「ミュージカル映画ではないのだよ、これは!」と釘を刺されるカット。
監督の頭に中には、ジュークボックススタイルのミュージカル「オーストラリア」があるのだけれど、映画ではかろうじて踏みとどまった、というのが思い込みを多分に含んだわたしの深読み。
この映画がミュージカル上演されることにでもなったら、わたしを“観客界の予言者”と呼んでいただきたい。

ミュージカルの名作『オズの魔法使い』の映像と、その主題曲「Over The Raibow」をうまく絡めて、キッドマン演じるサラに大人のドロシーを匂わせるストーリー。オーストラリアはオズの国だったのか。

壮大な自然の中に、魔法を使うがごとくふっと現れるアボリジニの呪術師キング・ジョージ。あの動じない片足立ちのご老人が、頼りになりそうで素敵です。オーストラリアを旅するなら、ぜひキング・ジョージにガイドをお願いしたい。


宮廷画家ゴヤは見た』のナタリー・ポートマンがすごい。異教徒の疑いで捕らえられてしまう少女イネスと、獄中で生んだ娘アリシアの二役を演じているが、獄中生活で変わり果てたイネスも一役として、三役を見事に演じ分けているところが見もの。
劇中、感心したのが、無実の娘を返してもらおうと手を尽くすお父上。その行動力と迫力ある態度が立派で、やはり、おとーさんは、いざとなったらこのくらいのことができるといいね。父権復活の参考になるのではないかと。

ミロス・フォアマン監督は1932年生まれの70代。
若くて生きのいいジャック・ニコルソンが見れる『カッコーの巣の上で』、元祖ロック・ミュージカル『ヘアー』、サリエリとモーツァルトを描いた『アマデウス』などを撮った監督さん。

スペインの絞首刑は独特で、あれは鉄環絞首刑と呼ばれるもの。初めて見た。
痛い映画です。

ioWEB
・1年前の今日の日記 「居場所だもの」
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