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朝っぷろ

朝方4時半過ぎに事務所を出て、靖国通りを小川町へ向かう。
先月、「ディーゼルと温泉」ごころを満たした埼玉県の小川町ではなく、東京は神田の小川町。

皇居・田安門のあたりで白い三日月を仰ぐ。
夜明け前の都心の空は、しょぼしょぼしかかった目にもけっこう星が瞬いて見えた。
歩くこと約3キロ、目指したのは朝風呂ができるアクアハウス・江戸遊

 銭湯の朝っぷろがしたい。
 できれば温泉がいい。

こんな我侭な二つの望みを叶えてくれる施設に散歩を兼ねて行けるのはありがたい。
ちょうど朝の5時から8時の時間帯は、銭湯料金(銭湯コース)で大風呂に浸かれるのだ。
月曜の朝を狙ったのは、夜中のサウナコースで泊まりついでの銭湯客が少ないと見込んだから。

5時過ぎに入館。
女湯のロッカールームに行くと、あ、誰もいない。
「やったー!」
と思ったら、床にサウナ用のバスタオルを掛けて寝ているご婦人を一名、発見。
鍵を渡されてあてがわれたロッカーの前に立つと、足元近くに頭がある。
起こさないようにと注意しつつ、ご婦人の様子を窺い見た途端、
うわっ、
表情のない目をぱっちり開けるものだから、半歩ほど飛び退いてしまった。
「すいません、すいません」
やたらに謝って、そそくさと浴室へ逃げる。

浴槽は、
・檜の香りが芳しい檜湯
・北海道の二股温泉の原石を使った二股湯
・水風呂
の3つ。
湯気に煙る近眼の目には二十代と思しき女性客が二名いらした。けど、余裕、余裕の朝っぷろ。

帰り際にラウンジを覗くと、畳敷きの休憩所を、男性客が暗黙の縄張りを保つように埋めている。あのご婦人がロッカー室で寝ていた理由が分かった。

6時を回って外に出ると、早朝の薄明るさを街灯が照らし、微妙な紫色に空が明るんでいた。

帰り道、急に空腹感を覚え、神保町のマクドナルドでソーセージ・マフィンに食らいつく。
コーヒーを飲みながら窓から眺める空は、すっかり朝。店内は通勤前のお客さんがちらほら、徐々に席を埋めていく。

行きに月を仰いだ田安門のあたりは、黄色の銀杏の木が目に清々しい朝の景色に変わっていた。
朝っぷろが却って体をだるくするかと思いきや、頭も心身もすっきり。

20071203a

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