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お金の話

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数字は苦手じゃないが、どうも、お金に関わることに集中すると、イマジネーションの脳空間が萎縮気味になって面白くなくなってくる。

お金があるなしの問題ではない。
あればあったで何に充てるとか、どこへ残すとか運用を考えるし、なければないで、どうやって補填するかを考える。
いずれにしても、お金が思考の軸を陣取ると、窮屈というか目先が広がらないというか、簡単に言えば「消耗しちゃう」。

青臭いことを言うけれど、
たぶん、私は、夢とか希望を食べて生きてる種族なものだから、お金はあったに越したことはなくても、人生の糧にはできないのだろう。
これは事業主としては青臭いどころかおバカもいいところで、一度、金融公庫に資金が借りられるのか試しに行ったときに、
「社長さまは、何のために事業を興されたのですか?」
と訊かれて、
「うーん、夢とか希望とか……」
と、つい口走ってしまって、三十そこそこくらいの担当のおにいさんが「ぷっ」と拭きだす、ということがあった。

お金は嫌いじゃないけれど、私にとっては優先順位が一番ではない。
だから、稼いでる人や社会的お金持ちを見ても、あまり反応しない。
何にもっとも反応するか?
その人特有の才能とか、能力。
お金を増やすのも商売で稼ぐのも、才能や能力に違いないのだが、収入の大きさを前面に誇られても、いいとも悪いとも「スゴイ」とも思わない。

会社員の頃に思ったのは、そもそも、仕事はお金を得るためにするとはいえ、給与額(収入)で自分の仕事を計ると面白くなくなってくる、ということ。
私は某電気メーカーにいたのだけれど、組織の中では、部門を違えて職種が同じで、やっていることが同じであっても、給与や査定は同じではない。
ヒラの女子社員が余計なことと知りつつ頭を捻り、改善提案して実行して成果を挙げたとしても、海外駐在から戻ってそこそこの役職に付いてる人が、腑抜け状態でつまらなそうでも同じ仕事をこなしているほうが収入は上なのだ。
給与額のシステムは年齢給と能力給の合算だし、大勢の社員に給与という名目の経費を分配するのは、学歴基準の年功序列寄りのほうが扱いやすい。

そこで、
自分は損をしてると思ってしまうと、仕事はつまらなくなる。

上司が気持ちよく昇給に繋がる評価をしなかったとしても、つまらなそうにやり過ごしているより、ない頭を捻ってやってるときが楽しい。
この「楽しい」は、和気あいあいのぬるい楽しいではなくて、自分を使う楽しさのほう。
自分の能力を活かすとまでは言わないが、自分の頭と体は使っているほうが楽しい。
それに、給料をもらって勉強ネタが拾えて、おまけに人間観察までできるのだから、私には「会社ってなかなかいい所」だったのだ。戻る気はまったくないけれど。

社会人になって2~3年目の子が、年収の額や貯蓄の話ばかりするのを目の当たりにすると、いかにその子が自分を使うことを考えてないか、と思う。
仕事の対価を自分の存在価値にすり替えているのだろうけど、「お金を稼ぐために生まれてきたの?」と言いたくなる。
若い子に限らず、稼ぎの額や貯蓄が興味の主体になっている人で、仕事そのものを面白がってやっているのをまず見ない。それは、仕事や会社に使われているのであって、自分で“自分を使う”発想ではないからだ。
それでも、お金を働く意義にしないとやってられない時期もあるだろうし、お金に対する価値観はもちろん人それぞれでいいので、「間違ってる」なんて口を挟むつもりはない。
だから、誇らしげな話に「すごいねえ」と感心もしなけりゃ「仕事、面白くないでしょ」とも言わない。
まあ、感心してないのは伝わっているでしょうが。

私のお金に対する価値観が正しいと主張しているのではない。
優先順位が一番ではないにしろ、お金は大事であるのは知っている。とくに管理は等閑にすると、なくてもあっても手に負えなくなるから気をつけないと。
手に負えなくなれば、人生の優先順位云々などと悠長なことは言っていられず、その人の能力までも蝕んでしまうのがお金の怖いところ。

ここで、はじめの話に戻る。
週末から決算をやっていて、数字は嫌いじゃないけれど、お金の計算に頭を陣取られたらクタ~としてきたので、昨夜は都内の温泉へ。
知り合いのライターさん情報で知った、板橋区の「さやの湯処」。

じつは先週も行ってるので、昨夜は二回目。
リピーターで行くってことは、かなり気に入っている証拠。
内風呂あり露天あり、一人でゆったり浸かれる壷湯あり。
なかでも薬草蒸気風炉が気に入って、昨夜もそれが目的だったのだが、今週は“よもぎ蒸し”になっていた。
どうりでやたら行きたがったはずだ。

誰が?

ヨモギちゃん。

憑いてる子がいるらしい。

説明しにくい話になるので終わり。





ioWEB
・1年前の今日の日記 「思い立ったら着々と」

  
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