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夏の大祓

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今日は大祓(おおはらえ)の日。
年末大晦日には年越の祓(としこしのはらえ)、それに対して年の半分を越す6月晦日には夏越の祓(なごしのはらえ)。6月末日の今日は一年の前半の穢れを祓い清めて、後半を健やかに過ごせるよう祈願をする日なのです。

そういうことで、午前中に馴染みの靖国さんに行ってきました。
暑いせいか境内の人影はほとんどなく、でも神殿の中はお祓いを受けている人の姿がいつになくいっぱい。
お祓い中の人たちの並ぶ背中を神殿の奥に見ながら、こちらは二礼二拍手一礼。日頃の御礼と、「どうぞ、よろしく」とお願いしてきました。
何とか一つ、よろしくお願いします、わたしの神さま。
ということで、今年後半を頑張りたいと思います。

祓っても祓っても穢れちゃうのは洗濯物と同じ。
生きるってそういうことなのだ、とは今年はじめに思ったこと。
洗濯物が溜まるのも生きてる証。
着々と洗って片づけていくしかない。
でも最近は洗濯物の乾きが早くて嬉しい!

さて、6月は拍車がかかったように濃く早く過ぎていった。夏至前までは過去の体験のおさらいを、人を通じてみせてもらったよう。
で、「あ、夏の匂いがする」と思った夏至を境に心境が変化。

 もう、いい!
 好きにやるよ!

前から好きにはやっているけれど、気持ちがちょっと窮屈になり気味だった感覚があって、それを取っ払うことにしたまでのこと。
気持ち窮屈というのは、経験することを主体にしないで、知らず知らずのうちに分析して考える比率が大きくなっていたせいかと。
ぼちぼち、そんなことも書いていきましょう。
とにかく今年の後半を楽しくいきたいものです。

靖国さんは、7月の“みたままつり”の準備が着々と進んでいる様子。
雨の中の準備も大変そうだけど、梅雨の中休みの暑さの中も、これまた大変そう。
ほんとに、お疲れさまです。
でも、今年の“みたま”も楽しみにしているのであります。

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・2年前の今日の日記 「雨ニモマケズ・・・」

  
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大家さんの枇杷

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あまりに夢がリアルだと、その夢を見たのを憶えていないことがある。
たとえば、初めて行った場所なのに、「ここ、見たことがある……」というとき。
「ああ、夢の中で見た場所だ」
そう思い出したときに、夢で見たことを思い出す。夢の記憶を思い出すまでは、その夢は埋没していて見たことすら憶えていない。

ある日、外から帰ってきて事務所のドアまであと数歩というところで思い出した。
見慣れたドアの横に枇杷の鉢植えが置いてある。ビルのオーナーである大家さんのものだ。
その鉢植えとドアの間には、人が一人余裕で座り込めるスペースがあるのだが、そこに妙なおじいさんが胡坐をかいて寛いでいる光景を見た。
見たのは夢の中のこと。

ほろ酔いなのか少し赤ら顔で、楽しげに座っている小太りのおじいさん。
一瞬、「まさか貧乏神じゃないよね?」と思って、見て見ぬ振りをしながらどうしたものかと考えた。
で、何となく、追い払ってはいけない気がしたのだ。
たとえ貧乏神だとしても「触らぬ神に祟りなし」と言うし。

数日前に見た夢を急に思い出して、ちょうどその日に事務所にいたOさんに話した。
Oさんは、この事務所のもともとの借主である。

「それ、元の大家さんだ」
今の大家さんの亡くなったご主人で、私は会ったことがない。
いつもちょっと一杯呑んだみたいな赤ら顔をしていて、小太りだけど小柄な人だったとOさんが話してくれた。
「そうそう!」
それと、工務店の人みたいな上下の作業着をよく着ていたと。
「そう、そうそう!」

亡くなった元の大家さんは、O氏が事務所を下見に来たときに、他にも不動産屋さんが事務所を見せに何人かを連れてきていたにもかかわらず、
「あんたに貸したい、あんたに決めた」
そう言って家に電話をくれたのだそうだ。
大家さんの貸したいとまで言ってくれる勢いに、O氏はこの事務所を借りることに決めたのだった。

築何年になる建物なのか。
エアコンは古いし、今ふうな洒落たビルではないが、この事務所には大家さんなりの拘りが随所にある。
仕事仲間からは“秘密基地”と呼ばれている地下室のある事務所などなかなかないだろう。
今は物置に使っている階段下のスペースは、ハリー・ポッターが閉じ込められていた小部屋にも似ている。

もと大家さんを貧乏神と間違えて追い払ったりしなかったのは正解であった。
貧乏神であったとしても、一応、神さまであれば、感じ悪いことはしないほうがよさそうと思ったのが幸い。

今の大家さんに訊ねてみたことはないが、入り口の横に置いてある枇杷の鉢植えは、元大家さんの遺品ではないかと思う。
その枇杷の木が実をつけるのは、毎年のことではない。
一つ二つ成る年はあったけど、今年はいったいどうしたの?ってくらい実をつけている。
元大家さん、豊作ですよ!

輝いてさえ見えるではないか!

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・4年前の今日の日記 「リオな生活」

  
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始まりはディーゼル

そもそも、日帰り温泉がクセになったきっかけはディーゼルである。
鉄ではないけれど、電車の走る姿が好き。
とりわけディーゼルは、走っているときの音がいい。
重たい車両に拍車がかかった力強い響き。
予期せず黒い煙を吐いたりするのを見てしまうと興奮が止まらないのだ。
ただしディーゼルは電車ではない。
ディーゼル燃料(重油・軽油)で走る鉄道車両である。

で、鉄ではないけれどディーゼルに乗りたくなって、4年前に行ったのが埼玉県小川町。
(そのときの遠足の様子は日記「非鉄のテツ」で。)

最近は夕方に車を飛ばして行ってしまうのでディーゼルを見ていない。
また晴れた日に写真を撮りに行きたいこの頃。



◆ 十と八つ目の温泉 花和楽の湯

 館内の渡り廊下の長椅子で湯冷ましするのにいい季節。
 閉館(24:00)間際になるとドイツ語バージョンの「蛍の光」が流れる。
 これが客を急かす感じがなくて、つい聴き入ってしまう。
「蛍の光」が流れ出しても畳の休憩所では気持ちよさげに寝転んだまま目覚めそうにないお父さんの姿が一人、二人。必ず見かける。
 起こすのが可哀そう。
“お泊りしない旅館”がコンセプトの寛ぎ空間が酷に思えてしまう。
 
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・3年前の今日の日記 「700グラムの重み」

   
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快適値

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ここ1年くらい、体重が1キロ増をキープ。
ほんの1キロ。
そう思ってしまうとダイエットをする気にはならないものだ。
されど1キロ。
何となく重い腹回り。

自分の適正体重がある。二十代からの自然体重。
これが微妙にマイナスになると力不足な感覚。プラスになると重さを感じる。
健康診断では“痩せ過ぎ”と書かれてしまうが、軽さも重さも気にならない身体の快適値。
多くを一絡げにした適正値より、自分の感覚で判断する快適値のほうが、自分の身体には合っているはず。というのが持論である。
その快適値は、食の質や量を気にかけずとも自然にキープできる値でもあったのだ。
それがいつの間にかの1キロ増量。

そのうち元に戻るだろう。
高を括っていたのが1キロ増がすっかり定着してしまい、「1キロくらい、いいや」と思い始めた。
それが3・11の地震後、いつの間にか元の快適値に戻っていた。

生まれて初めて「ヤバイかも!」と危険を感じた地震。
おっきな揺れの直後、肝を据わりなおす瞬間があった。

 揺さぶられていてはダメ!
 しっかりして!

地震の揺れで足元がふらつき、出した足を思う所に着地できない中でのことだった。
同時に気持ちがキュッと引き締まったように思う。
引き締まるのは、それまで緩んでいたからに他ならない。

物理的な揺れは、大なり小なり個々への精神的揺さぶりでもあったのではないだろうか。
思い返すと、地震の前はいつになく細かなことが心に浮上して、他人の言ったことしたことが気になり、モヤつく感情を拭うのに時間がかかった。そんな状態をあの地震が一気にひっくり返してくれた気がする。
いつのまにか落ちた身体の1キロが、自分の内に巣食っていた余計なものの重みのようにも思う。

身体の重さが元に戻ってみれば、やはり余分な1キロがあるより快適。
快適値から暫く外れていたおかげで、気にも留めず自然に元に戻っていた頃より、快適値を維持していられるのが嬉しい快感であり意識するようにもなった。
今朝も量りに乗って「よし!」とチェックする。
身体だけでなく、心の重さもチェックする。
ちょっとした重さを意識せずに放っておかないに限るのだ。

体重に限らず、快適の範疇から外れているときは気持ちがモヤモヤするものだけど、そういう時期もあっていい。
我が身の重さ1キロが、快適値の心地よさをあらためて感じさせてくれるこの頃。


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月替わり、やる気変わり

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アルバム「駅舎にて

ゴールデンウィークの連休があるせいか、4月と5月はパスポートの要らない陸続きの国になる。
手続きのないまま景色もさほど変わらず、カレンダーの月は切り替わっている。
そんなものだから、6月の始まりがやけに新鮮。
数日前から月が替わるのがちょっと楽しみだった。

5月の中旬から新しいことを始めて、ようやく慣れてきたところ。
思いつきで始めてみて、それが自分にとっていいのかどうだか分からないところだが、思いついてちょっと動いてみたらやるはめになったのだから、それでよしとする。
思いつくことが全部できたら、人生、濃いだろうなあ。

さて、6月。
月が替わって、やる気も変わる。
ほんの1枚、カレンダーが変わっただけなのに。
そういうことは大いにある。

自分のやる気を殺ぐのは自分自身。
やる気を出すのも自身ではあるけれど、自然にやる気を携えて向かっていける時期というのがある。
そういう時期のやる気には乗って乗せられていかないと。

夢と希望は誰にも挫けない。
やる気と乗り気も誰にも挫けない。

乗ると言えば、電車。
ひと月前のゴールデンウィーク中に会いに行った銚電くん。
千葉県銚子から、鹿島灘を臨む犬吠崎を通って外川駅へ。
車両の修理代を捻出するために、濡れ煎餅の製造販売で増収を計ったことで知られる銚子電気鉄道の車両である。
昨年に営業運転を終えた引退車両デハ800形・801。

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アルバム「銚電 デハ801

1時間に2本ほどの運行本数のところ、タイミングよくホームに入ってきた現役車両デハ1002。

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アルバム「銚電現役・デハ1002

ひと月前が、遠い国。

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・2年前の今日の日記 「三年寝て太郎」
・5年前の今日の日記 「気分快晴、お気楽さん」
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