炎天下ハイな日々

最近の散歩は、もっぱら靖国さん。
朝に靖国、午後に靖国、夕方に靖国と、ちょくちょく行っては境内をひと回りしてくる約20分コース。
だけど、あまりにバカの一つ覚えで靖国さんに出入りしていると、警備の人やお掃除の人、境内の木々の手入れをする人などに顔を憶えられそうで、そのうえ監視カメラによく映っていたりしたら「変なのが毎日うろうろしている」なんてマークされるのではないかと心配になってくる。
悪いことはしてない(はず)なのに、そんな不安を抱くのは、わたしが加害者意識で育っているせいかもしれない。

で、一昨日の午前中は靖国さんに行く気がしなくなり、いつも渡る南門前の横断歩道をパスして、ふらふらと靖国通りを九段下方向へ直進することにした。頭をよぎった目的地は、北の丸公園。

午前といっても、すでに炎天下。
田安門から北の丸公園に入ると、人がいなーい。
いないとは思ったけど、やっぱりいなーい。
“人がいないところ好き”には、喜ばしいスポット。
20100723a

まったくひと気がないわけじゃあない。
ところどころでおじいさんと白人系の外人さんを見かける。
アジアン系の外人さんを見ないのは、彼らは飲食店等で働いているからだろう。お昼どきを前に忙しくしているからに違いない。
おばあさんを見かけないのは、洗濯をしているからだろう。時代が変わって、おじいさんは芝刈りが散歩に、おばあさんは川で洗濯がオウチで洗濯になったからだ。

芝生の広場を突っ切って歩いているうちに、体が炎天下慣れしてくる。
国立近代美術館の工芸館の前を通り過ぎ、草ぼうぼうの千鳥が淵の土手に上がった。
ここも、人がいなーい。

人がいないのが、どうしてこれほど嬉しいんだか。
都心の神隠しに遭えそうな期待感が膨らむ。

どんどこどんどこ調子に乗って、千鳥が淵の交差点から皇居内堀沿いの公園を半蔵門へ向かった。
汗だくぬるぬる、口の周りは舐めるとしょっぱい。
でもって、一人で何気に口ずさんでいる。

どんどこどん、どんどこどん、どんどこ どんどこ どんどこどん

やってきました、炎天下ハイ。
何年か前に経験したのは、箸が転んでもおかしい状態で、へらへら笑いが止まらないやつ。これは水を飲んだら、徐々に治まった。
今回のは、帰りたくなーい状態。いつまでもいつまでも暑さの中に浸っていたい。ダイビングで海中慣れするとやけに楽しくなり、水から上がりたくなくなるのに似ている。

あまりヤバくならないうちにと、木陰のベンチでひと休みしていたら、冬物のジャンバーを着込んだおじさんが通り過ぎていった。
20100723b

襟はボア付き。なのに、ノースリーブで汗だくのわたしより涼しい顔で歩いていく。おまけに足早。
暑いときには厚いものを?

冬物を着る真似はとてもじゃないができないけれど、昨日は、都内のスパでじっくり蒸し風呂に入り温泉に浸かってきた。そのせいか、今日は暑くない気がする。
暑くないよね?

夏に事務所に来る方は、前もってご一報を。
ほとんど冷房を入れてませんので。
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オトナになったら

子どもの頃、オトナになれば自由に何でもできると思った。
親の懐を出れば叱られずに済むし、好きにできるなあ、なんてことをときどき密かに思う幼稚園児だった。
そう思っていることを決して口に出してはいけないとも思っていた。そんなことを親の前で言ったら、また叱られるに決まっている。

昨日、ある人にこの話したら、その人は、「オトナになったら、いろいろやらなくちゃならないことがありそうだ」と思っていたと言う。

「それは、いくつくらいのとき?」
「うーん、12か13くらいのときかなあ」

幼稚園児に比べれば、その人が思っていた時期は、倍はオトナだ。じゃあ、12~13の頃のわたしは?というと、ほとんど変わらずオトナの自由を目指していたように思う。
オトナになったら、いろいろとやらなくちゃならない負担のことなど考えてもいなかったのは確かだ。

はっきり言って、根本的におバカなのだ、わたしは。
もうちょっと、「オトナになったら」の心構えができてれば、オトナになってからの人生の対処も違っていたかもしれない。

オトナになったら自由に何でもできる。
そう思っていることを口に出したら叱られると感じていたのは、もしかしたら、心の底ではそれが正しいことではないと知っていたからではないだろうか。
もっと自分の心と向き合って、考える幼稚園児だったらよかった。

オトナになったら、いろいろやらなくちゃならないことの一つが、今、とても気を重くしている。
先月からの経理関係の整理がほったらかし状態なのだ。
ああ、見たくない。触れたくない。
でも、これらを片付けたら、今より心は自由になれるだろう。
そう信じて、手をつけるとするか。

io日和> <魚の庭

2年前の今日の日記 <薄皮一枚剥がれてポニョ
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