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十代のポリシー

人並みに保険なんぞには入っている。
大きな病気もせず怪我もせず、成人病もなく医者要らずに無駄な気はするけど、知り合いに保険屋さんがいるので、彼の見立てで支払いが負担にならないやつ。
それとは別に、20代の頃から年金保険は続けている。意外に先のことも考えてる“きりぎりしゃん”なのである。ふっ

これまで節税目的で入っていた保険を別のものに切り替えることにしたので、保険屋のツムギ氏に来てもらった。
保険の話と会計の話は、説明してもらってるときは、ものすごくクリアに納得してるのに、印鑑を押した途端に頭から内容が消えてしまう。つまり、他人に自分の言葉で説明できるようには把握してないってことだ。毎回、この点を反省してるのだが、一時的にでも納得したのだからよしとしよう。

ツムギ氏を見ていて、つくづくこの人は保険屋が適職だなあと感心する。
保険屋さんになった知り合いが他にもいたけれど、契約が取れない外回りが辛そうで、結局は尻つぼみになって辞めてしまった。それに比べてツムギ氏は、商売以外の話は面白くないけれど、保険については聞いてるこちらが心地よく感じるくらい。おそらく本人も、保険の話をしているときが一番楽しいのではないかと思う。
そこまでになるには彼だって努力はしただろうし、キャリアが長いなりに数年前には鬱々していた時期もちょっぴりあるのは知っている。でも、数ヶ月ぶりに見た彼の顔は、憑きものが落ちたようですっきりしていた。

このツムギ氏の武器は、人脈。
高校生のときに、「自分は人脈で生きていこう」と思ったのだそうだ。
思ったとおり、彼は立派に人脈を活かして生きている。

わりと男性は、のちのちの人脈を考慮して大学選びをしている人は少なくないらしいけれど、わたしなんかは十代の頃に、人脈のことなど、まったく、一切、頭になかった。わたしにとって、“人脈”という言葉は文字としてしか存在しなかったのだ。だから人生に絡めて考えることがなかった。
どおりで、人脈がないはずだ。
まあ、“人脈”について考えて生きてこなかったのだから仕方がない。

でも、わたしにだって十代のときに、自分の人生を生きるにあたり「これだ!」と思ったポリシーはある。

 敷かれたレールの上を行くのが人生ではない。

誰の言葉なのかさっぱり不明なのだが、続きもしない日記帳を買ったら名言集みたいなページが付いていて、その中でこの言葉だけが、15歳の少女の胸に響いたのだ。
自分でこの言葉を書いた紙を机の前の壁に貼って眺めたりもした。
「そうだ、そうだよ。
 レールの上を行くのが人生ではないんだ」
思ったとおり、少女は人並みのレールから外れて生きるようになってしまったみたいだ。
怖ろしき哉、十代のポリシー。

世の中のことも人生のことも解っていないながらも、人は、十代の頃にはすでに自分の人生のベースになる考えを持っているものだ。

 三つ子の魂百まで。
 十代のポリシー死ぬまで、か?!

十代の頃に何を考えていたか振り返ると、自分の生き方が腑に落ちるかもしれません。

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