土曜日の「こどもの日」は、先ごろ、ペントハウスに引っ越した念堂さんのハウスウォーミングパーティへ。
お友だちとの3人住まいの新居は、広々としたリビングに、念堂さんお得意のスモークやバーべキューができるベランダ、スリー・ベッドルームにプラス、ロフトのような別フロア付き。
前々から、念堂さんの自家製スモーク(燻製)には興味深々で、話を聞くたびに肉食獣としては食欲ワクワク刺激を受けていた。
同居している他のお二人は、バーテンダーさんにプロの調理人さん。
人が集まるには持って来いの空間に、美味しいものが作れる住人が揃っているとなれば、人が寄ってこないわけがない!
土曜日のパーティでは、ピーク時、48人の来客状態だったとか。
ベランダの炭焼きのあたりに陣取って、午後の3時くらいから「美味しい!美味しい!」を連発。そこで、見ず知らずのゲストさんと意見が一致した。
◆ 持つべきものは、美味いものを作ってふるまえる友人・知人!
こんなことを言ってる自分は? というと、あまり料理が得意ではない。
人さまに出せる料理をしいて挙げるなら、「おにぎり」。 とは、なんと知り合い甲斐のないことか。
さて、ふと、事務所の居場所を見回してみると、気に入って使っている物のほとんどがいただいたもの。
ネックレスや指輪など、日頃、身につける品々から、テーブルやワイン箱の上に飾って楽しんでいる物まで、ほぼ、いただきもので成り立っている有り様。

そこで再び自分は? と問うてみる。
どちらかというと、テイク・アンド・テイク?
今日は今日で、北海道出身のマチャさんから「インカのめざめ」と「おじゃが(名前忘れた)」をいただき、先日、あるタクシー会社の社長・マリンさんにいただいた「はちみつ漬けの梅干」と、元同僚のオムオちゃんが送ってくれた「能登の塩辛」をおススメして乾杯。乾杯したお酒もいただきものだった。

ゴールデン・ウィーク最後の日曜日、静かな雨の午後に微かにした声。
「もう少し、“甲斐”のある人間に成長したほうがよいのでは?」
「持つべきものは!」 と喜ぶ側に甘んじてばかりでは情けないとしんみり反省しつつ、「嬉しい、嬉しい」 と今日も喜んでいられるのは周りにいる皆さんのおかげです。
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