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    “のんびり”を知る

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    <20110505>

    喉の調子がおかしくなり、体に籠っている感じがあった熱が出始めた。

    で、よくもまあ、そんなに寝られること!
    夕方だろうか、雨の音がしていたのは気づいたけれど、雷が鳴ったのも雹(ひょう)が降ったのも知らず、トイレも行かずに、二日に渡り延々と眠った。
    私の睡眠負債は相当のものらしい。

    頭痛と目の奥の痛みがなくなり、今は長閑な田舎にいる気分。

    ふと、思った。
    私、本気で、のんびりしてる。

    そう思ったら、
    これまで、本気でのんびりできていなかったように感じた。

    のんびりしたこと、なかったっけ?
    そんなこたぁない(笑)、はずだけど……。
    新鮮な、初めて知ったかのような感覚の“のんびり”。

    やらなければいけないことなど、考えない。
    明日のことなど、考えない。
    誰かのことなど、考えない。

    窓から見える空がきれい。
    風が気持ちいい。
    雲がきれい。
    ただ、そんなことを感じていると、
    自分が、ゆっくり、のんびりしているのを感じる。

    ああ、“のんびり”ってこういうことか。

    そこで気がついた。
    これまで、“のんびり”をしてこなかったことを。
    “のんびり”って、自分自身が、内側から、
    “のんびり”になってしまうこと。
    それは、“のんびり”の領域に入ること。

    “のんびり”は、瞑想に似ている。
    力を外して、考えることから外れて、
    “のんびり”の空間で、“のんびり”になるのだ。

    風邪のおかげで、本気の“のんびり”。
    進化した気分。



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    ~ 銚子電気鉄道線 外川駅 ~
    こんな気分ということで。



    io日和> <魚の庭> <ゼロ✦プラ


      

    自分と、つきあう時間

    ようやく、秋の晴れやかな空が戻ってきた今週。
    ベランダは、ぽっかぽかに居心地がよくて、ついベランダタイムを重ねてしまう。

    空を眺めながら、「あ~、気持ちいい!」を味わって、
    深呼吸して、ぽけ~っとする。

    ぽけーー~ 🎈

    考えない。

    思わない。

    何かの考えが脳に入ってきたり、
    誰かのことが思い浮かんだりしてきたら、
    他人ごとのように観察する。

    「そういう考えあるね~、私」
    「あの人のすることが気になってるよね~、私」

    浮上してくる考えや思いに入らない(嵌らない)。
    感情にも入らない(嵌らない)。

    観察する。
    他人ごとのように。

    観察していると、自分を窮屈にしている思考が多い。
    感情も、負の感情がどんどん出てくる。

    他人ごとのように観察しているつもりが、
    つい、自分の思考や感情に嵌っているときもある。
    そういうときは、
    思考や感情を感じている体の部分、
    たとえば、頭、胸、胃のあたり、下っ腹のあたり、
    感じているところから、掻き出すようにして、
    (両手で)ポイッ、と空へ、
    (息を吐き出して)ふーーー、と飛ばす。
    そして、また、
    ぽけーー~ 🎈

    考えない。

    思わない。


    さて、今日の瞑想で浮上してきたことは、
    「ジェイソン・ステイサムは捕まってしまったのだろうか……」。
    昨夜、映画『ハミングバード』を観たから。

    ジェイソン・ステイサムには逃げ切ってほしい!
    と、思っているのがわかった。


    20141018m.jpg

    水晶のペンダントも日光浴中。




    io日和> <魚の庭> <ゼロ✦プラ



      

    わたしの「ロード・オブ・ザ・リング」

    20140320a.jpg

    長きに渡る問題が、今年の正月明けに急展開で解消してしまった。
    解決というより、解消。
    なぜかというと、自分の働きかけで「解決した」という実感ではないから。
    かけられていた魔法がとけたような、魔法がとける時期がはじめからあって単にそのときを迎えたような、とにかく未だに何がどうなって問題の解消に至ったのか、明確に分からないのだ。

    生まれる前から、その問題を抱えていくようになっていたかの19年半。
    この19年半の過程で、「それは(わたしの)ロード・オブ・ザ・リングだ!」と言ってくれた人がいる。
    「そうか!なるほどね~」
    それを聞いたときには、いたく感心した。
    自分の『ロード・オブ・ザ・リング』にいる。そう思うと、「諦めちゃいけないな。人生をかけて、フロドみたいに傷だらけになっても、自分のリングを何とかしよう!」と立ち向かう気になった。
    でも、勇敢な気になってはみても、いったいどこへどうやって向かって行けばいいのか道筋もやり方も、わたしにはさっぱり見えてはこなかった。皆目見当が付かないとは、このことだ。

    答えは自分の中にある?
    自分の中に見つけられる答えがあるのは知っている。
    だけど、だけどだけど、自分のロード・オブ・ザ・リングを終わらせる答えなんて見つけることはできなかった。
    「答えは自分の中にある」なんて、簡単に言ってくれるなよな。
    自分のリングに関しては、マジでそう思ってきた。
    ただ一つ、わたしに何となく分かったのは、「答えがないこともある」ということ。
    探しても求めても見つからない答え、解決の糸口。そういう問題もあるのかもしれず、悩んだり、考えたり、願ったり祈ったりして、その過程を生きていくのが、実際の『ロード・オブ・ザ・リング』なのではなかろうか。
    ある時期からのわたしは、問題は一生解決しないまま終わるのかもしれないと思うようになった。仕方のないことはあるのだと。

    今、自分の「ロード・オブ・ザ・リング」を抜けて二か月半。
    何かが大きく変わったかって?
    そりゃ、奇跡みたいに問題が解消したのは嬉しいし、喜んでもいるし、感謝もしている。
    でも、道の過程で体験してきた生きている楽しさ、喜び、幸福感が、問題が消え去る前とあとで変わったわけではない。
    不思議と何もかもが同じ。自分自身さえ、問題があってもなくても同じ。
    そういうものなのかと、それこそ初めての体験をしている気がする。
    まあ、19年半前に比べたら、いろいろな面で自分が変わったのは確かだけど。

    世の中には、わたしの「ロード・オブ・ザ・リング」よりも険しくて厳しい道を生きている人は、たくさんいるだろう。
    リングと共に歩むフロドたちに、「きっと出口はある」とか、「問題は必ず解決、解消する」などと、わたしは言えない。
    だって、わたし自身、そんなふうに簡単に思えなかったもの。
    一生、背負って終わるのかと思ってきたから。
    それでも、いつ抜けるのか分からない道にいても、喜びや幸福感が深まる出来事はある。たとえ一時的でも、勇気や希望をもつことも、光を見ることもある。
    それは言ってもいいかな、と思うのだ。
    そして、挫けても、立ち止まって泣いても、自分の道を体験していけばいいのではないだろうか。
    それが、自分を生きること。

    「わたしのロード・オブ・ザ・リング」を知る限られた人たちに、日が経つにつれ感謝が込みあげてくるこの頃。
    問題を抱えてきたわたしを責めたりせずに、ただただ話を聞いてくれた白バラちゃん。
    感情に蓋をして話すわたしの代わりに涙してくれたOちゃん。
    「それはロード・オブ・ザ・リングだ!」と感心させてくれたOちん。
    助言などせずにひたすら共感してくれたEさん、Tさん。
    自分と共にあったリングの重たさも、道の途中で何度も疲労困憊したことも、ほんの二ヶ月半のうちにわたしは忘れかけているけれど、見守ってくれた数少ない友人がいてくれたことを思うと、今でも「ありがとう」の涙が出ちゃうのだ。
    ありがとう。
    そして今、これから、さらに未知のことをもっともっと体験していこう。
    怖いけど、怖がりながらも未知の道へ。

    io日和> <魚の庭
    1年前の今日の日記 <何か見えますか?
    3年前の今日の日記 <ブリキ女の感謝
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    5年前の今日の日記 <破壊者誕生
    7年前の今日の日記 <桜偵察

    視点を変える:「された」ことより「してもらった」ことへ

    自分の視点を変える。

    言葉を見ると「あ、いいね!」とできそうに思うものの、なかなか自分の見方を変えるのは、タイミングで自然に変わることもあるけれど、自覚しないとできないもの。
    まず、自分がどういう視点で物事を見ているか、それが分からないと変えようがない。

    ある人が、ここひと月くらい「された」ことばかり言っては、怒ったり嘆いたり。
    会社の同僚からこんなことを言われた、あんなことをされた。
    挙句に体調不良で、今週は月曜のっけから出社できず。
    とうとう見かねて言ったのが、「された」ことより「してもらった」こと。

    この人の場合、被害者的に「された」ことばかりに注目して、話に出てくる他の同僚や上司がフォローしてくれたことや、アドバイスしてくれたことについては、さらりと流してしまう。
    聞いている第三者からすると、「された」ことについては膨大に話すのに、人に「してもらったこと」については大して気にも留めず前を通り過ぎているみたい。
    頭も心も、「された」ことがひしめき合っていて、「してもらった」ことが入る隙もないくらい。

    ◆「された」ことより「してもらった」こと。
    こんなアドバイスをした翌日、「自分が会社を休んだ日に、苦手な同僚が代わりに雑用を片づけておいてくれた」という報告があった。

    被害者的な立場に身を置いて、人から言われたことや誰かにされたことばかり気に病む自分に気がついたら、「された」ことより「してもらった」ことを意識してみてはどうだろう。
    人も物事も、それまでとは少し変わって映るかもよ。

    ★ 今日の<魚の庭>は こちら 「“とき”を待つ」
    20130305s.jpg

    ioWEB> <魚の庭

    勘違い

    中学に上がって、何か自分の好きな言葉を持とうと思った。
    「好きな言葉は?」と訊かれたら、即座に「○○」と答えられるやつね。

    そこで、何を好きな言葉にしたかというと、「努力」。

    これは所謂「座右の銘」とは違う。
    座右の銘とは、自分が行動の戒めとして心に留めておく言葉。
    だから、座右の銘としていい言葉や教訓をあげたからといって、その人が必ずしもそのようであるわけではない。言葉や教訓を実践する自分であるように心がけていることの表明なのだ。

    じゃあ、なぜ、十代のわたしが好きな言葉として「努力」をあげたのか?
    ものすごい勘違いを犯していたのだ。
    その勘違いに気づくのに、また随分と時間を要した。
    もう、今じゃ、好きな言葉は「努力」なんて言わない。
    すっかり分かったもの。

    わたしは、自分は努力が好きな人間だと思っていたのだ。
    努力が好きな努力家だと。

    そりゃ、わたしだって、まったく努力しないで生きてきたわけじゃあない。
    それはきっと、みんなそうでしょ。

    はて、これまでの人生で、「あれは努力したな!」と思うことは何だろうか?
    思いつくのは、柔軟。
    身体を柔らかくすること。

    高校に入って始めた部活が洋舞研究部。
    前屈すらままならないほど硬い身体を、とにかく踊りたい一心で、柔軟に励んだ。
    股関節を無理やり開くと、内腿が内出血で紫色の筋が入るのを初めて知った。
    でも、すごいよ。
    100人以上いた新入部員が、三ヵ月しないうちに次々とごっそり退部して20人ほどになった頃、前屈はもちろん、180度に近い開脚ができるようになり、前後開脚、Y字バランス、母親の整理ダンスを相手に鍛えたブリッジまで、ひと通りできるようになったのだ。
    これを努力と言わずして何と言う。

    しかし、今となっては、どうでもいいことに努力した気がしてしまう。
    建設的な人生の役には立ってないんだな、これが。
    そもそも建設的な人生を歩んでないから仕方がないか。

    ★ 今日の<魚の庭>は こちら 「天神梅」
    20130223s.jpg

    ★ 今日の<お陽さまコレクション> 「ティーゼル代わりのお陽さま」
    20130223ss.jpg

    ioWEB> <魚の庭

    プロフィール

     葉月いお

    Author: 葉月いお
    オフィシャル基地<io日和
    ―魚の庭― Photo綴り
    極楽とんぼの「映画会」
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